今や生活に不可欠なテレビですが、近年の大型化でその存在感は益々大きなものになっています。
テレビ周りをどうするかで、お部屋のイメージは大きく変化します。とは言え、テレビボードの種類は数多く、いきなりショップに行っても迷うだけです。
Contents
ハイボードタイプの種類
ハイボードタイプとは、壁面収納を備えた大型のテレビボードになります。
- 統一感があって高級感のあるお部屋にしたい
- テレビを壁掛けにしたい
- テレビボード周辺にいろんなものを収納したい
ハイボードタイプにも大きく分けて2つのタイプがあります。
存在感のある壁面収納タイプとコンパクトなテレビ台タイプの特徴をご紹介します。
収納量と配線を隠せる壁面収納タイプ
高級感の演出と収納量が魅力の壁面収納タイプ。テレビボードとは言え、その存在感は大型インテリアです。
テレビを囲む様にたくさんある棚にブルーレイレコーダーやゲーム機をきれいに収納できます。
また、壁面全体をテレビボードにすることで、ごちゃごちゃするコード類をまとめて隠すことが出来ます。
収納量と素材で価格が変わる!
壁面収納タイプと言えば、テレビボードを取り囲むように設置された収納棚です。棚と引出の数が多くなるほど価格は高くなります。
また、テレビボードの素材によっても価格が変わってきます。木材の表面を加工した化粧板を使った商品の多くは、2万円台~とリーズナブルになっています。
反対に天然木材を使用した商品の多くは、7万円代から15万円の価格帯で販売されています。
また、天然木材でも木の種類によって価格が異なります。価格が高めなウォールナット材と比較的安いオーク材は、同じデザインのテレビ台でも1万円程度の差があります。
他にも日焼けによる変色が気になる人は、UV加工された素材もあります。その他にも、強化ガラスへの変更もできますが、耐久性向上と同時に価格も上がります。
価格重視!コンパクトなテレビ台タイプ
テレビ台タイプの主流は、ラックタイプになります。
テレビ台の下部に収納できるスペースがあり、ローボードより高さがあるのが特徴です。
コーナーに設置するタイプなど種類が豊富で、他のタイプよりリーズナブルです。
移動も簡単!伸縮タイプも!
コンパクトな設計で、移動も簡単に行えるテレビ台タイプ。
そんなテレビ台タイプの中には、形の異なるテレビ台とセットになっているものがあります。
2つの棚を組み合わせることで、伸ばして広いテレビ台として使えたり、逆に縮めてコンパクトなテレビ台にしたり、角度をつけて組み合わせる事でコーナー用のテレビ台にできたりと、用途に応じて自在に変化させることができます。
扱いやすいのが、テレビ台タイプの魅力です。
選ぶときの注意点
テレビ台を選ぶときのポイントは2つ!
第一にテレビを見る場所からの視線の高さです。次に、お部屋全体の色のバランスを考えましょう。
視線の高さを考慮しよう!
人間は、水平に見るよりも10~15度程度、視線を落とした方が疲れにくいと言われています。
どこでよくテレビを見るかで変わってきますが、もし目の高さより画面が高くなると肩こりの原因になる可能性があります。
よく見る場所を考慮して、テレビボードの高さ決めるようにしましょう。
- 床に座る場合: 40cm以下
- ソファに座る場合:40cm~60cm
- 大型テレビ(60型など)を床やソファで見る場合:30cm~40cm
- 椅子に座る場合:60cm以上
テレビ台というよりインテリア!色に気を配ろう
お部屋の中で存在感の大きいテレビ台は、他のインテリアとのバランスを考えることが大切です。
例えば
フローリングが明るい色なら同じ色で合わせることで部屋を広く見せることが出来ます。
また、スタイリッシュなお部屋にしたいなら白色でまとめると良いでしょう。
温かみのあるお部屋には木目を活かしたナチュラルなものがおすすめです。
どうしても視線の集中するテレビの周り、テレビ台の色は慎重に決めたいものです。
必ず確認したい設置時の注意点
ハイボードタイプのテレビ台は一度設置すると買い変えるとき以外、ほとんど動かしません。一度設置するとその状態からうごかないということになります。
設置前に必ず、設置後どうなるか。コンセントの位置や転落防止対策はどうなるかあらかじめ考えておくべき必要があります。
地震対策!転倒防止は必須!
テレビは、一昔前に比べ薄くなり重量もずいぶん減りました。しかし、大型化したテレビは、それなりの重さがあります。形状的にも地震等の揺れに強いとは言えません。
実際に東日本震災や熊本地震では、テレビ台からテレビが飛んできたと言う話が多くあります。
テレビ台には、最初から転倒防止機能がついているものもありますので、必ず設置するようにしましょう。
転倒防止機能がない場合は、転倒防止マットやテレビ台と固定するストッパーが販売されていますので必ず設置しましょう。
ハイボードタイプのテレビ台には、壁掛け用もありますので、壁にかけてしまえばテレビが倒れてくる心配はありません。
コードの収納にも気をつける
テレビ回りのコードは、長さや幅もバラバラでごちゃごちゃしてしまいます。しかし、きちんと整理して置かないと、思わぬ故障や火災を招く恐れがありますので注意が必要です。
- ホコリを溜めない
- コードは締め付けすぎない
- コードは束ね過ぎない
テレビ台に収納機能がある場合は、利用するようにしましょう。
収納機能がない場合でも、市販されているコード用の収納ボックスを使って収納すると、ホコリが溜まるのを防げるだけでなく、見た目もスッキリします。
また、S字フック等を使って床に接地しないようにすると、ホコリ防止になりますし掃除がしやすくなるのでおすすめです。
テレビボードではないけど、テレビを立てることができるテレビスタンドもあるよ。
コードも隠せてすっきりした部屋にピッタリ。
テレビボード選びって難しいね。