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投資信託って儲かるの?始める前に必ず知っておくべき5つのポイント

 皆さんは投資信託って知っていますか?

「聞いたことはあるけど、詳しくは知らない」「分からないので、勉強して始めてみたい」

よっしー
よっしー
そんな方のためにわかりやすご説明します。
妻
新しい事始めるってなかなか勇気いるし、難しいよね。
よっしー
よっしー
知識が増えれば何でも挑戦できるさ !
では、いってみよう!

Contents

そもそも投資信託って何?

 投資信託とは、専門家がたくさんの投資家からお金を集め、そのお金を株式や債券などの様々な商品に投資して運用する金融商品のことをいいます。

ファンドマネジャーと呼ばれる投資・運用の専門家は、皆さんから集めたお金を色々な商品に投資することで、利益を上げていきます。その上がった利益を、お金を出してくれた投資家の皆さんに分配するというのが、投資信託の仕組みというわけです。

よっしー
よっしー
つまり、投資先を自分で決めるのではなくお金のプロに投資するということです。
妻
投資する企業の情報を集めるのは大変だし、プロに任せれば勝率も上がるんだね。

投資信託は自分のお金を専門家に運用してもらうので、自分が注文すればすぐに売買が成立するということにはなりません。

株式投資であれば、証券市場が開いている時間帯の売買はすぐに成立しますが、投資信託は注文した日時や、投資先が国内か海外かによっても金額が変わってきます(注文が確定する日を約定日といいます)。

また、投資信託の運用期間が終了し、投資したお金が清算(償還)されるタイミングも、投資信託の種類によって異なりますので、購入する際には注意が必要です。

よっしー
よっしー
このようにネット証券で同じように投資できたとしても、取り扱うものがや投資先が異なることや約定日も違うことは理解しておきましょう。

投資信託で損することはあるの?

ファンドマネージャーは投資・運用の専門家であっても神様ではないので、確実に利益を出し続けるということはありません。

投資信託は、集めたお金を文字通り「投資」することで運用し、利益を上げていきます。運用がうまくいかずに投資先が値下がりしてしまった場合は、収益が出ないだけでなく投資家から集めたお金が減っていってしまいます。

この点、預けたお金の元本が保証される銀行預金などとは異なりますので、注意が必要です。

投資信託を始める前に知っておくべき費用負担

 いざ、投資信託を始めようと思っても、その前に気になるのが手数料などかかる費用。プロ自分のお金の投資・運用をお任せするわけですから、当然手数料などのお金が発生します。ここでは、その中でも代表的なものを3つあげていきます。

よっしー
よっしー
長期的な運用だと考えるとちょっとの額でも結果的に大きな誤差になってくるの注意しておきましょう。

信託報酬

 信託報酬とは、投資信託を購入し保有している期間にかかる手数料です。

この費用は購入や解約時などにかかる費用とは別に、投資信託を保有している間はずっとかかります。」

投資信託の種類や販売会社にもよりますが、出資した金額の0.5~2%(+消費税)の費用がかかるのが一般的です。

信託財産留保額

 信託財産留保額とは、保有している投資信託を売却(解約)する時に、解約手数料とは別に発生する費用です。

「解約する時に手数料がかかるのに、なんでそれとは別に費用を払わなければいけないの?」と思うかもしれませんね。あなたの投資信託は、保有している間はまとまったお金として株式や債券に投資され、運用されています。ですので、途中であなたが投資信託をやめたいと考え、解約を申し出た場合には、運用者はこれらの株式や債券の一部を売却してお金に換える必要が出てきます。

あなたの申し出により売却するのに、この売却にかかる手数料などの費用を、あなた以外の保有し続ける人達だけで負担するのでは不公平ですよね。

そこで、途中で解約する人にこの手数料を負担してもらいましょうというのが「信託財産留保金」という制度なのです。ただし、信託財産留保額は投資信託によってかからないものがあるので、購入する前によく確認しておきましょう。

解約手数料

 解約手数料は、あなたが保有する投資信託を解約(売却)する時に販売会社に払う費用です。

信託財産留保額と同じように、投資信託によってかからないものがあります。現在では、一部の投資信託を除いて、ほとんどの投資信託で解約手数料が発生しないようです。

 なお、上記の他に、購入時には購入手数料が発生しますし、解約する時には手数料の他に上がった利益に対して課税されますので、注意してください。

投資信託の種類

 ここまでは、投資信託の仕組みとかかる費用について見てきました。次は投資信託の種類にはどのようなものがあるのか、見てみましょう。

株式

 証券取引所で取引されている株式を対象に運用している投資信託を「株式型」といいます。通常の株式同様、大きく値上がりすることもあれば、値下がりして損をしてしまうこともあります。

債権

 債権を対象とした投資信託は、国の発行する「国債」や企業が発行する「社債」など、いわゆる債権のみで運用されています。債券は国や企業にお金を貸し付け、その金利を得るというのが主な収益となるため、株式に比べると値動きは小さく、収益も限られています。しかし、その分債券型の投資信託は、比較的安定しているといえるでしょう。

RIET

 RIETとは「不動産投資信託(Real Estate Investment Trust)」の略称で、不動産を投資対象とした投資信託です。アメリカで誕生したこの投資信託は、瞬く間に世界に広がり、日本でもJ-REIT(Japan-REIT)として広まりました。

通常、一般の個人が不動産に投資する場合は、数千万から数億円といった多額の費用がかかります。

しかし、このREITという商品は、集めたお金をマンションや商業施設などにまとめて投資し、その賃料などを分配するという方式のため、個人が直接不動産を購入するより低リスクな商品として人気となっています。

商品

 小麦や大豆などの穀物や、原油などのエネルギー、金やプラチナといった貴金属など「商品(コモディティ)」を対象とした投資信託を、商品投資(コモディティ投資)といいます。

小麦や原油などの商品は、かつては個人にとってなかなか難しい投資先でしたが、商品投資が行われることにより、ぐっと身近で参加しやすいものになりました。

投資信託の投資の仕方

 では、実際に投資するにあたって、どのようなタイプの投資信託にすればよいのでしょうか。ここでは3つのタイプを見ていきます。

無分配型

 「無分配型」とは、運用期間中に投資家への分配を行わず、投資信託の内部に留保するタイプの投資信託です。投資家は売却時か満期の時に一括で分配金を受け取ります。

分配型

 「分配型」とは、運用によって得た利益を投資家に定期的に分配するタイプのものです。分配する時期は商品によって異なり、年に数回のものから毎月分配するものまで多くのものが存在します。

再投資型

  分配型が投資家に対し定期的に利益を分配するのに対し、「再投資型」は得られた利益を同じ投資信託に再投資します。定期的な収益が振り込まれるわけではありませんが、同じ投資信託に投資していくことで、将来的な収益を増やしていくのが狙いです。

 いかがでしたでしょうか。投資信託は個人が小額から投資できるのが大きなメリットです。それぞれの投資信託のタイプをよく検討したうえで、購入を考えてみるのもよいでしょう。