日当たり良好な土地を見つけ、土地の契約をして建物の契約も終わりました。
内装の打ち合わせばかりに気をとられていて、見つけた土地を全く見に行っていませんでした。
土地を見つけたのは8月頃で、朝に行っても夕方行っても日当たりは良好でめちゃくちゃ日当たりが良好な土地だと思っていました。
しかし、11月になっていってみるまさかのほとんどが日影になっていたのです。
えっ、なんで?なんで?
頭はパニックに!!
この土地で良かったの?と不安になりました。
契約したメーカーに確認したところ問題ないといわれましたが、安心はできません。
ということで、日影のシミュレーションをしたり、部屋を明るくするための工夫をまとめました。
- 私と同じ状況に侵された人
- これから土地を探す人
- 実際に家を建てたら日当たりが悪く家が暗く感じる人
Contents
土地を見つけるまでの道のり
土地を見つけるまでの道のりは1年近くかかりました。
1年近くと言ってもネットで土地を見つけて実際に見に行ったりするくらいで不動産会社に見つけてください、という風にお願いする形ではありません。
見つける作業的にはその程度で、通りかかった物件でいいところがあったら電話して問い合わせするくらいでした。
土地を探す条件としては、
- 日当たりが良好
- 災害時にも強い
- 駅が近い
- 地盤が固い
これらのことを条件として探しました。
この条件に合致したものが、今回契約した土地でした。
2018年7月に西日本豪雨で浸水した土地も多くありましたので、なるべく浸水しないようにハザードマップで確認して土地を選びました。
登記上宅地になっていても、もともと地盤が緩い土地では、年数がたって地盤沈下になりやすいので注意が必要です。
そんなことも気にしながら、実際に見に行って日当たりも良好でいい物件だと判断しました。
日当たり問題が発見が遅れた理由
土地を見つけたのが8月頃でした。
ネット上にも搭載されていない分譲地を見つけたのでラッキーでした。
南側に家があるものの日影はない!これはいい土地だ!と確信しました。
この確信が大きな原因でした。
普通に考えたら小学生でも習うようなことも忘れていたのです。
夏よりも冬は日の出から日の入りは短く日の高さも低い。
これにより夏には日向だった部分も日影になってしまっていたのです。
どのくらい日影になるのか
ちょっと土地を見ただけでは、その土地がどのくらい日影になるかわかりません。
私みたいに、見つけたときは日当たり良好物件だと思い込んでいても、秋に見たら日当たりが悪いということも十分にあり得ます。
実際にどのくらい日影になるのか計算してみましょう。
日影計算のやり方
日影の計算は自分で計算するのは難しいので下記のサイトを利用して計算します。
計算のやり方は5ステップ
- 一番近くに当てはまる地名を選択
- 調査したい日を選択
- 家と家の間の距離を入力
- 対象の建物の高さを入力
- 入力後計算をクリック
入力することで日照時間を計算してくれます。
2018年
夏至 6月21日
冬至 12月22日
夏至を境に日が短くなり、冬至を境に日が長くなり始めます。
夏至の日を入力し、日照時間が日の出から日の入りまでなかった場合、日当たりの悪い土地だということになります。
冬至の日を入力し、日照時間が日の出から日の入りまであった場合、日当たり良好の土地だということになります。
日当たり問題の解決策
日当たりが悪い土地だったり、隣に家が建って日影になったりした場合どうしたらよいのでしょうか?
そんな状況に陥った土地しても解決策はあります。
外構を明るくする
外構を明るくすることで直射日光を取り入れることはできませんが、反射光を取り入れることができます。
直接窓に日光が当たらなくても外構が白系であれば反射して明るく演出することが可能です。
具体的には、庭に白い砂や砂利を敷き詰めるといったものが効果的です。
クロスを明るめにする
壁紙のクロスを白系にすることで照明が反射して部屋全体が明るくなります。
家が日影になるからと言って暗くて生活できないことはないのです。
朝日で目覚めたいという人には向いていませんが、照明をタイマーしてつけることで目覚ましなく光で起きることができます。
窓の面積を増やす
もともと採光が取れる部分が壁になっていたり、採光面積が少なかったりする場合、窓の面積を増やすことでリビングは格段に明るくなります。
ただし、注意点として遮熱性や耐震性が落ちる場合もあるので要注意です。
太陽光採光システムの導入
太陽光採光システムは、屋根に光を集める装置を設置し、内部を反射させて室内に採光を取り入れるシステムです。
自然の光なので柔らかな光でダクトを通って1階のフロアでも2階のフロアでも光を取り入れることができます。
太陽電池を取り入れるので電気代も不要になり節電対策にもなります。
最後に
土地探しの上で日当たり良好物件は重要な一つの項目です。
- 日当たりは冬至で考えるべし
- 隣地は空地でも建物が建ったと考えるべし
- 万が一に備えるべし
日当たりが良かったはずなのに悪くなった場合は、建築段階で変更が可能であれば窓を増やしたりすることをおすすめします。
もし、変更ができない場合は、外構を明るくしたり、内装を明るくしたりして光の反射を取り入れて明るくすることができます。
それでも暗い場合は、太陽光採光システムなどを導入して家の中に直接自然光を取り入れる仕組みを作ることも一つの手です。
ほとんどの人が人生で1度きりのマイホーム。
土地探しで失敗しないように、必ず日当たりのことは頭に入れておきましょう。