家電

初めてでも大丈夫!快適なWi-Fi環境をつくる為の無線ルーターの選び方

無線で動画もサクサク動く便利なWi-Fi環境。

しかし、一から自分で設定するとなると、何から手を付けていいか分からないものです。

今回は、初めて自分でWi-Fi環境をつくる人が抑えておきたい、Wi-Fiルーター選びのポイントをお伝えします。

契約しているインターネットの速度を確認しておこう

最初に確認しておきたいのは、契約しているインターネットの通信速度です。

Wi-Fiルーターはインターネット回線とスマホやパソコンなどの機器をつなぐ役割をしていますので、契約中の通信速度は、Wi-Fiルーターを決める時の基準になります。

せっかく速い速度で契約しているのに、Wi-Fiルーターが対応していないせいで、速度が遅くなってしまうような事がないようにしましょう。

まずは通信規格をチェック!

Wi-Fiで使用できる周波数域は3種類と決められており、それぞれに通信規格が設けられています。

それぞれの周波数域には特徴があり、速度なども変わります。

ここでは、周波数域の特徴と通信規格の確認方法をお伝えします。
 

11ac対応のルーターを選ぶ

 「11ac」は通信規格の1つで、最も速く通信できる規格になります。

また、電波が密集した場合でも安定しているという特徴があります。

通信規格は、他にも「11n」、「11g」、「11a」、「11b」がありますが、「11ac」を選んでおけば他の規格でも対応出来ます。

また、最新規格なので、後でご紹介する機能も搭載されています。「11ac」を選んでおけば間違いありません。
  

通信規格と通信速度の確認の仕方

  通信規格は、Wi-Fiルーターのパッケージに必ず「11n」、「11g」、「11a」、「11b」、「11ac」の表記があります。

また、通信速度は、「11ac,n/a 1300 + n/g/b 450Mbps」と書かれています。これは、「11ac」「11n」「11a」で通信した時の最高速度は1300Mbpsです。

「11n」「11g」「11b」で通信した時の最高速度は450Mbpsです。と言うことを表しています。

よく出てくる2.4GHzと5GHzってなに?

Wi-Fiで使用できる3つの周波数域の内、最も普及が進んでいるのが2.4GHz帯と5GHz帯です。

5GHz帯は、通信速度が速く電波干渉を受けにくいのですが、壁や天井などの遮蔽物に弱いため電波が届く距離が狭いという特徴があります。

2.4GHz帯は、遮蔽物に強いため遠くまで電波が届きやすいですが、通信速度が遅く電波干渉される特徴を持っています。

マンションなどの1室でWi-Fiを使用するなら5GHzの方が快適にインターネットを使えます。戸建の場合で、別の階でWi-Fiを使用するなら2.4GHzになるでしょう。

最近のWi-Fiルーターは、同時に2つの電波を飛ばせる機器があります。

使用する間取りや人数、接続台数を確認

Wi-Fiルーターの機種によって同時接続できる台数が変わります。

また、電波の強弱の違いがありますので、機種によって推奨される間取りも異なります。

メーカー推奨商品を確認する

 Wi-Fiルーターのパッケージには、「ご利用目安 マンション4LDK、戸建3階建」のようにFi-Wi電波の届く範囲が表記されています。

また、「ご利用人数 6人」というように同時接続可能な人数や台数が書かれていますので、選ぶ際の基準にしましょう。

推奨商品では電波の届かないところができる可能性も!

 パッケージに表記されている間取りは、あくまで目安になります。

ご自宅の間取り通りの機種を選択したとしても、置く場所によっては、電波の届かない場所が出来てしまう可能性がありますので、1つ大きな間取りの機種を選択すると失敗しないでしょう。

4LDK用のWi-Fiルーターを2LDKで使用してもなんの問題もありません。性能が高いほど電波は遠くまで安定して届きます。しかし、高性能な機種ほど高価になりますので、バランスをみて選びましょう。
 アンテナの本数を目安にする方法!
 強い電波を求める方は、アンテナが3本以上あるタイプを選択しましょう。Wi-Fiルーターの中でも高機能機種で見られるアンテナ。

電波の強さはもちろんですが、複数のアンテナをつかって、それぞれ異なるデータを同時に通信することが出来ます。

しかも、通信速度を落としません。パッケージにはストリームと表記されていますが、アンテナ数のことです。

例えばアンテナ数が4本で、4つの送受信が出来る場合、アンテナ数4×4、4ストリームと書かれます。 

ルーターに搭載されている機能をチェックする

最近のルーターには、通信速度を落とさないで使用できるように、様々な機能が搭載されているものがあります。

代表的な3つの機能をご紹介します。
 

通信の安定性を向上させる「ビームフォーミング機能」

 ビームフォーミングは、Wi-Fiルーターがスマホなどの端末の位置や方向を識別して、最適な電波を集中して届けてくれる機能です。

この機能によって、従来のWi-Fiルーターよりも電波が届かない箇所は減りました。

ビームフォーミングは、最新規格である「11ac」対応機種ならほとんど搭載されています。
 

複数台の同時接続でも通信速度低下を防ぐ「MU-MIMO機能」

 MIMO機能は、1台の端末からのデータを複数のアンテナを使って高速通信する機能でした。

より進化したのがMU-MIMOで、「11ac」から搭載されています。MU-MIMOでは、複数のスマホやパソコンからのデータを同時かつ高速に通信できます。

アンテナを動かせるタイプは、家の間取りに合わせてアンテナ方向を調整すると、最適な方向に電波を飛ばす事が出来ます。

特に縦に電波を送りたい3階建ての家に適しています。

子機ごとに優先順位を設定できる「QoS機能」

 これまでは、誰かが動画をダウンロードしていると、通信速度が極端に遅くなることがありました。

これはインターネット回線の中でデータが渋滞してしまい、インターネット全体が遅くなることで起こっていました。

このようなインターネット渋滞を起こさせない機能がQoS機能です。

QoS機能を使えば、端末がやり取りするデータが動画、ゲーム、文書等どの種類なのかを認識して交通整理してくれます。

無線ルーター設置の注意点

 便利なWi-Fiルーターですが、快適に使用するためには設置場所がポイントになります。

 一番良いのは、家の中央に設置することです。中央に置けば、全部屋に電波を送ることが出来ます。

しかし、逆に置いてはいけない場所もありますので、ご説明します。

 

同じ周波数を使う家電には要注意!電波干渉が起きることも!

 電子レンジやコードレス電話などの家電製品は、Wi-Fiで使用している2.4GHz帯を使っています。

近くにWi-Fiルーターを置くと電波干渉し、通信速度が不安定になってしまいます。

他にも、水槽や花瓶など湿気が多い場所は、電波に影響する可能性があります。

原因は電波の特性として、水や金属に吸収されやすい性質を持っているためです。

湿気が多い場所や金属で囲まれた場所は避けた方がいいでしょう。