こんにちは、よっしーです。
マイホームは、一生で一度きりの高い買い物です。
マイホームを建てるなら絶対に失敗したくない。と、誰もが思うことです。そんな、マイホーム購入の失敗をしないためにホームメーカーさんや不動産屋さんに確認すべきことをポイントを3つに絞ってご紹介します。
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耐震性能
日本は、断層が複雑に入交、地震大国でもあります。東日本大震災や熊本地震・北海道地震は記憶にも新しいことでしょう。日本ではいつ地震が起きるかわかりません。
耐震等級
耐震性能を数値化した耐震等級というものがあります。1~3まであり3が現在最高等級です。
等級1は建築基準法に定められている最低限度の耐震性能です。
- 住宅性能等級は何等級か?
- もともとあった土地の用途は何だったか?
田・畑や沼地だった場合地盤が緩い可能性あり - 地盤は固いか?
- 杭打ちをする必要があるか?(杭の打ちの必要があれば値段が上がるため)
- 災害時問題がある土地ではないか?
- 建物はどういう造りか?
- 床下・壁・屋根の通気性はよいか?
- 壁等の修繕は何年ごとにしたほうが良いか?
- C値、Q値をの数値は?
等級2は等級1の1.25倍の性能で学校や避難所に用いられる性能です。この等級2が長期優良認定住宅になります。
等級3は等級1の1.5倍の性能で警察署や消防署に用いられる性能です。
耐震性能のほかにも「免震」や「制震」にも注目されています。最低の等級1は欲しいものです。
土地選びには、防災に備えてハザードマップや分譲地になる前の土地の状況など確認したほうが良いです。
田・畑の場合地盤が緩く杭を打ってないと地盤沈下して家が傾いたりする恐れがあります。
屋根の重さで安定性が変わる
屋根が重ければ重いほど傾いた場合、安定性が損なわれます。
屋根の重さは、
瓦 > スレート > 金属
というようになっています。
新しい住宅地で瓦屋根が減ってきたと感じるのは、耐震性を優先したつくりにもなっているからです。
耐久性能
耐久性能は家がどのくらい持つかということです。学校や病院など大型施設は鉄筋コンクリート造であり60年程度は持つといわれています。一方で住宅に多い木造住宅は、メンテナンスなしではそう長く持ちません。
耐湿性
木材は、湿気に弱く腐りやすい性質を持ちます。メーカーによって木材を加工して湿気対策やシロアリ対策など施しているメーカーは増えています。
床下は、厚み6mmのコンクリートのベタ基礎で湿気対策が多く採用されています。
通気性
床下の通気性も重要になります。以前の住宅は基礎に穴をあけて換気口を設けていましたが、今は土台部分にパッキンを入れて全体的に通気性をよくすることで床下の湿気を少なくすることができます。
また、床下から壁を通り、屋根まで空気の通り道ができているのが理想とされています。
断熱性能
断熱性能は、断熱性や気密性のことであり直接的に省エネにかかわってきます。
外からの熱や寒さを遮断したり、室内の隙間を少なくする性能評価です。
断熱性のは、C値、Q値、UA値などであらわされます。
C値
C値とは、建物内部の気密性のことを言います。C値は実際に建物を建てて測定してみないことには、施工業者の技術などによりカタログ値よりも誤差が出る可能性があります。
このC値は建物の隙間を数値化したもので、数値が低ければ気密性が優れているというものです。2020年からはこのC値の基準が義務化されますのでエコな家を作るようにと日本が進めています。実際に建物価格が上がりますが光熱費が安く済むようになります。
夏は冷房が効き、冬は暖房が効く。さらにその温度を逃さない。快適な生活を送ることができます。
Q値
Q値とは、建物の断熱性能のことを言います。熱損失係数といい断熱性を数値化したものです。
断熱材は、建物居住部分を囲むようにします。断熱材の施工は、現場監督がいて状況を説明してくれる業者でないと、住み始めたらどんな断熱材が使われているのかわからないので悪徳業者に当たった場合、対処しようがありません。
熱の半分以上の原因は窓からの放熱だとされています。最近では複合樹脂サッシが標準仕様でついているところが多くグレードアップしたら3枚窓にできるところもあります。費用対効果を考えたらそこまでしなくてもよいかもしれませんが、複合樹脂サッシは備えていたほうがよいでしょう。
また、ガラスのグレードも複数存在し遮熱複層ガラス(熱を逃がさない)や高断熱複層ガラス(寒い地域の暖房効果に優れたもの)などもあります。
C値、Q値は、2020年から基準が変わります。
まとめ
家は一生の買い物です。慎重に調べてから決定したほうが良いです。
理想の土地と巡り合うことは滅多にありません。いいと思う土地があればとことんわからないことは聞きましょう。