新築・リフォーム時に失敗しないコンセントの位置と数!床下コンセントの必要性をチェック!

新築設計時やリフォーム時に悩む1つにコンセントの位置があります。
見た目的には、コンセントの数は少ないほうがスッキリ見えてお洒落な部屋にデザインしやすいです。
コンセントのタイプにも白のカバーやシルバーのカバーなど部屋の雰囲気に合わせたカバーを選ぶことでコンセントやスイッチすらかっこよく見せることができるようになりました。

生活するうえではデザイン性よりもやっぱり生活の導線に当てはまるか?もっとも使いやすいコンセントの配置・数であるかが重要です。

そんな、コンセントの位置はどのように決めたらよいか?インテリアプランナーの方と一緒に決めたやり方をご紹介します。

Contents

コンセントが必要な家電を割り出す

まずは、今現在ある家電品・住み始めたら買う予定のある家電品などについてピックアップしてください。

玄関

  1. 間接照明
  2. ツリーなどイベント用

掃除機かける場合届かないので、2口コンセントを2か所つけます。

リビング

  1. テレビ
  2. DVD/BDレコーダー
  3. Wi-Fiモデム
  4. 無線LAN
  5. スピーカー
  6. 空気清浄機
  7. クロームキャスト
  8. amazonプライム
  9. パソコン
  10. スマホ充電✖3

今現在必要なコンセント数は12口
ほとんどがTV関連なので分配器で対応してください。
TV周りにコンセントをつけるとコンセントだらけになりますのでTVサイドにつける方法もあります。

トイレ

  1. ウォシュレット・便座
  2. 予備

2口コンセントを便座の後ろにまたはサイドにつけます。

キッチン

  1. 炊飯器
  2. レンジ・オーブン
  3. ポッド
  4. コーヒーメーカー
  5. 冷蔵庫
  6. ミキサーなど

冷蔵庫のコンセントは冷蔵庫上からとります。
カップボード設置予定なので1か所はカップボード後ろ用からカップボードに取ります。
キッチン前も必要だと思うのでキッチン前から1か所コンセントを取ります。

和室

  1. 間接照明
  2. 掃除機

和室は、1か所部屋につけて収納場所の中に1か所つけます。

寝室

  1. 間接照明(ベッド内蔵)
  2. 空気清浄機

寝室は、ベッドの頭のほうを決めその方向に合わせてコンセントを1か所配置します。その他必要であれば1か所つけるます。
エコカラットをつけるのであれば空気清浄機の必要もなくなるかもしれませんね。
空気清浄機波の効果?LIXILのエコカラット!

脱衣所

  1. 洗濯機
  2. ドライヤー
  3. アイロン
  4. 髭剃り
  5. 除湿器

洗濯機用に1か所、洗面台に2口、3つ同時はほぼあり得ないため2口で十分です。除湿機用・掃除機用に2口配置します。

子供部屋

  1. 学習机用
  2. テレビ用
  3. 充電用

いまは子供部屋は必要ないかもしれませんが、将来どのような配置にするか想像してください。
想像はしにくいかもしれませんが学校の授業でタブレットやパソコンも必要になるでしょう。そういったことも踏まえた場合多めのにとって2口コンセントを最低2か所つけておいたほうが良いですね。

こんな感じでざっと割り出してみるとこのくらいの家電はあります。これに加えて各部屋エアコン用に1か所つけます。
掃除機については、1か所のコンセントでは足りないので複数必要な場合もあります。
ワイヤレス掃除機の場合は、1か所充電用にあればよいです。ロボット掃除機も同様です。

コンセントの位置を確認する

こうやって、家電品などのコンセントが必要なものを割り出すと多いものです。今割り出したものからもっと増える場合もあります。
例えばTVゲームを買ったらゲーム用コンセントも必要になりますし、マッサージ器や美容器具など今はありませんが今後増えるかもしれません。

こういったことを考えるとコンセントの数は多いほうが今後の生活の導線は楽になります。

また、コンセントの位置も重要です。
どの家具をどこに置くか決まっている場合は、その家具に合わせてコンセントを配置したらよいですが、決まってない場合は無難な場所に配置することになります。

極端な話エアコンの配線が下にあったら壁をコードが張っているのはみっともないですよね。冷蔵庫も上のほうにつけます。もし、下につけていた場合冷蔵庫でコンセントがつぶれるかもしれませんし、知らないうちに埃がたまり火事を起こす原因になりかねません。

こういった意味でもコンセントの位置は使いやすく安全な場所に配置する必要があります。

床下コンセントは必要か?

床下コンセントはこういうタイプです。

床下コンセントは壁側になく床の中心でも新築やリフォーム時であればどこでも使えて便利です。
しかし、唯一のデメリットもあります。
それは見た目の問題です。
広いリビングの真ん中にポツンと床下コンセントの出っ張りが出ます。これが目立たないようで目立つのでスッキリした家には向かないかもしれません。

例外として
  • ダイニングテーブルの位置が決まっていて隠れて気にならない場合
  • ソファー下にする予定で隠れて気にならない場合

新築時やリフォーム時に家具の位置を決めておけば床下コンセントをつけても極力目立たなくすることでデメリットをなくすことができます。

床下コンセント使用事例

  • ホットプレートなどを使うとき
  • ソファーに座りながら充電したいとき

床下コンセントは、あったら便利ですが実際使用する頻度は結構少ないものです。頻度が少なければ延長コードで対応したりできるので普段使いで床下コンセントを使う必要がなければ必要ありません。

実際に実家では床下コンセントをつけたものの1年に1回使うか使わないかのレベルです。
その為だけに広いリビングに出っ張りがあるようなものにはしないほうが無難な選択です。

屋外用コンセント


屋外コンセント使用頻度は限られますが、あったら便利です。

  • 防犯カメラを設置する
  • 洗車機を使う
  • イルミネーションを飾る

こういったことをやる場合はあったら便利になります。新築時やリフォーム時につければ数千円でつけることができますが、あとから追加となると電気工事も必要になり、費用はかさみます。

今後つける予定があれば、早めにつけておいたほうがお得です。

さいごに

電気は生活の必需品でもあります。身の回りの家電でも配線が見えないほうがスタイリッシュでストレスフリーな生活が送れます。

たこ足配線でごちゃごちゃなっているとイライラしますし、万が一発火した場合が一気に燃え上がります。

以前、スマホの充電器のプラスチック部分が燃えた経験がありますので、特に既製品を使っている人は注意が必要かもせれません。

新しい家は、きれいに長く安全に保ち使いやすいお家にしましょう。