国内の株式で株主優待が最もお得だと思う銘柄、イオンについてご紹介します。
株主優待などお得度がわかる指数として、優待利回りや配当利回りという言葉を使います。
利回りというのは、いくらで買っていくら戻ってくるか%であらわしたものです。
例えば、1000円で買って100円戻ってくるのであれば、10%ということです。
一般的にこの利回りが5%以上(条件を満たして)あれば私はお得だと判断します。
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イオンの株主優待制度
イオンの株主優待制度はお得な特典が盛りだくさん!
これは、ぜひ保有してほしい銘柄です。
現金のキャッシュバック
響きがかっこいいですよね。
オーナーズカードは、イオン系列のお店で現金またはWAONの支払い前に提示することで現金のキャッシュバックを受けることができます。
キャッシュバック率は保有株数によって異なります。
保有株数 | キャッシュバック率 |
100株以上500株未満 | 3% |
500株以上1000株未満 | 4% |
1000株以上3000株未満 | 5% |
3000株以上 | 7% |
100万円を上限としてキャッシュバックを受けることができます。
100株保有で30万円分買い物をした場合
300,000円 × 3% = 9,000円
100万円の上限は半年ごとに更新され、年に2回キャッシュバックを受けることができます。
現金のキャッシュバックの受け方は、イオンのサービスカウンターにキャッシュバックの郵送物とオーナーズカードを提示することですぐに現金を受け取ることができます。
長期優待保有制度
1000株以上長期保有した場合イオンのギフトカードをもらうことができます。
権利取得日は2月末で3年以上継続して保有しなければなりません。
ギフトカードの金額は保有株に応じて変わります。
保有株 | ギフトカード |
1000株以上2000株未満 | 2,000円 |
2000株以上3000株未満 | 4,000円 |
3000株以上5000株未満 | 6,000円 |
5000株以上 | 10,000円 |
100万円も買い物できるわけねぇーだろーという人は、
オーナーズカードとは別にファミリーカードというものがあります。
ファミリーカードは、株主と同家族のものが持つことができるカードです。
例えば、オーナーズカードを持っている人と同家族が、買い物に行った場合わざわざカードを借りるのが面倒ですよね。そんな時にファミリーカードがあればこのやり取りをなくすことができるのです。
イオンの映画館でさらにお得
イオンシネマでオーナーズカードを提示することでお得な特典を得ることができます。
イオンシネマによって異なるかわかりませんが、ドリンクまたはポップコーンの無料券を1枚もらうことができます。
映画館の特別料金は同伴者全てに適用されます。
映画好きにはたまらない特典です。
1人映画を見るときも映画代とドリンク又はポップコーン代だけで楽しむことができます。
実際に使用した際に受けることができた特典ですので映画館によっては、異なる場合がある可能性もございます。
配当金もある
11月2日現在の株価は2,600円
配当は、毎年2月と8月配当予定です。
2018年2月は15円
8月は17円
年間合計 32円
配当利回りは1.23%
1.23%は高利回りではありませんが、これは、近年株価が上昇しているため配当利回りが低くなっています。
株価が上昇することで売却益を狙うことができますので、利回りが悪いからと言って気にするほどではありません。
株主優待と配当金を合わせた利回り
現在の株価で100株保有し10年保有した場合
配当金は15円の年2回と仮定
15円 × 2回/年 ×10年 × 100株 = 30,000円
オーナーズカードを半年で30万円利用を年2回
9,000円 × 2回/年 × 10年 = 180,000円
30,000円 + 180,000円 = 210,000円
10年間保有し続けたら 210,000円もお得になるのです。
仮に株価が下落した場合でも優待・配当を含めた損失は極めて少なくなります。
同条件で+5年保有した場合は315,000円となり損することは、優待内容の変更がない限りないということになります。
最悪の場合を想定した場合でも、損する確率は極めて低く、逆に株価上昇で利益を生むことができる可能性も大いにあります。
2014年にNISAが始まって大発会で記念に買ったイオンの株です。
投資額は142,500円に対して利益が117,500円出ています。
優待と配当目的で買ったものの結果的にWで利益が出たという結果です。
まとめ
イオンの株主優待制度目的で購入した株式でしたが、結果的に優待+配当金+含み益が出たという理想の投資結果となりました。
今は、NISAで購入していますが、2019年1月(2014年から5年経過するため)には特定口座に変わってしまいます。
配当金は今まで非課税でしたが、来年からは課税されることになり若干利回りが悪くなってしまいます。
現時点で、売却したとして取得から利回り100%超になります。
長期保有した場合、ほぼ損失を出すことのない優良な株式です。
例外として、イオンやマックスバリューなどのイオン系列で買い物はしないという人にとってはそこまで魅力的な銘柄ではないかもしれません。オーナーズカードをフル活用している場合での投資判断です。