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住宅ローン返済月6.2万円・ボーナス返済なしで1戸建て!それって本当?

結婚をしたり、子供ができたり、転職したりとライフスタイルの変化があった時に賃貸に住むか家を購入するか迷うこともあるかと思います。。

アパートの家賃と住宅ローンの返済額が変わらないなら一戸建て建てたい。と、言う方には必見の記事です。

住宅を購入するメリットは以前この記事でお伝えしました。
持ち家(マイホーム)のメリット・デメリット詳細ページ

家賃と変わらないのにぼろっちい家じゃないの?と疑いたくなるのもよくわかります。

アパートの家賃と変わらないのになぜマイホームが手に入るかのからくりもあるので是非参考にしてください。

Contents

我が家の住宅情報

今の家族構成は私、妻、息子の3人家族
子どもはもう一人欲しいと考えて4LDKにしました。

2LDKのアパート暮らしから4LDKの一戸建てに引越し
ちょっと田舎の方であればこのくらいで一戸建てを建てることができます。

今住んでいる立地は、駅まで徒歩7分、スーパーまで徒歩3分。

車がなくても生活できるような好立地です。
もちろん田舎なので車は必須ですが、老後や万が一車に乗ることができなくなった場合も普通に生活できます。

77坪の土地に延べ床面積32坪の2階建て
広すぎず狭すぎないちょうどいい広さの注文住宅です。

よっしー
よっしー
どんな家かはInstagramを見てね。

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家賃は5.8万円 → 住宅ローン返済6.2万円(35年金利1%10年固定、経過後変動か固定か選択)

返済額6.2万円で一戸建てって本当?

日本全国どこでもこの返済額で家を建てることができるわけではありません。
もちろん東京となると土地だけで家を建てることができません。

ポイントは田舎を選ぶということです。
田舎といっても電車もバスもスーパーもないところに住む必要はありません。

先程もお伝えした様に、都会で言えば好立地に違いません。
田舎であれば、駅の利用も特定の人しかなくほとんどが車移動の為駅近といってもそこまで土地も高騰しません。

市街地から2駅~3駅離れたところはねらい目です。

土地の値段を抑える

私は注文住宅で建てましたが、立地、間取り等問題がなければ建売を買うのも費用を抑えるコツになります。

注文住宅もある程度標準仕様のものだけで欲を抑えることができれば高くはなりません。
あれもこれもと欲張ってしまうと結果的に金額が高くなったりするため注文住宅は高いイメージがあります。

建売住宅は建ってるものを見れるというのは生活のイメージがつきやすく金額が事前に設定されているので、広告よりも値引き交渉することは可能でも、値が上がることはありません。

一方で注文住宅は自由に設計することはできても建ってみるまでどんな家になるのか想像もつかないので失敗する可能性もあるというのがデメリットです。

住宅費用を抑えるには結論から言うと建売がお得です。

なかなか理想の立地、間取りがないのも現状で妥協点を作る必要があります。

一戸建てはローン返済だけではない

住宅ローンの返済額は6.2万円とお伝えしましたが、実際に住むとなると他にも費用が掛かることを忘れてはいけません。

住宅ローンの返済のほかにも支払わなければならないものがあります。

  • 区費
  • 固定資産税
  • 修繕費    など

区費はアパートに住んでたらまとめて徴収されてましたが、一戸建てになると別に支払わなければなりません。

固定資産税は、自己所有となるため発生する税金です。
修繕費は、賃貸だと換気扇が壊れたとなると大家さんに修理をお願いできますが、一戸建てとなると自分で修復しなければなりません。

このように、一戸建てになると住宅ローン以外にもお金は発生してきます。

住宅ローンを組んだのに思い通り返済できなくなったなど、ならないように事前に頭に入れておく必要があります。
では、どのくらいのお金がかかるのでしょうか?

区費 ~1,000円/月
固定資産税 土地や建物の評価額によって変動/年
修繕費 壊れた時に修理するとして10万円の修繕積立/年

このように見ていくと結構な額になります。
修繕費は劣化に伴い修繕していく費用です。マンションの場合、管理費・修繕費で返済計画に入ってますが、一戸建ての場合は管理者が自分になるため自分で修繕費を積み立てる費用があります。もし、予算が余ればそのお金は自由なものになりますし、切羽詰まってまで無理に貯めなくてもよいです。

外壁の塗り替えや張替えは面積によっても変わりますが、50万円~200万円程度かかります。

修繕1つ1つの額が高いということは、事前に頭に入れておくといいでしょう。

広告を信用しすぎない

ネット上の広告では「月5万円の返済で一戸建てが手に入る」とか、結構見ることが多いです。
先程説明したように返済額+αで住宅資金必要となることを忘れてはいけません。

その他にも、土地・建物費用のみで外構(隣地とのブロック塀やフェンスなど)や手続き費用が入ってるかなど確認が必要です。

自分で外構費を負担するとフェンスだけで20万円~しますので結構な額になります。
表はコンクリートにしたいのであれば50万円~はします。

このように建売で返済額が安いとしても自己資金を負担しないといけない場合もあるので要注意です。

住宅ローンの返済総額5万円だとしても、固定資産税・修繕積立金で+2万円は予算組していた方がよいでしょう。

今の家賃が6万円。住宅ローンを組んだら5万円だとしても諸々含めると7万円になり結果的に増える場合もあるということは頭に入れておくべきです。

そう考えると我が家の住宅ローンは6.2万円+固定資産税1万円+修繕積立1万円
住むために掛かる費用は合計8.2万円になります。

家賃5.8万円 → 住むための費用8.2万円 実質2.4万円UPということになります。

マイホームを考えた場合、一度冷静になってライフプランニングを作ってみてください。