賃貸のメリット・デメリット

賃貸か持ち家かどっちがお得か非常に難しい判断です。
その判断材料として賃貸についてメリット・デメリットをご紹介します。

人それぞれでライフスタイルはあるので、一概に賃貸がお得だ!!持ち家がお得だ!!ということは難しいです。

これからの人生、どんな人生計画をもってどのような生活を送りたいかでも変わります。

まずは、賃貸についてどのようなメリット・デメリットがあるか知ることから始めましょう!!

Contents

賃貸のデメリット

  • 家賃を払い続けなければならない
  • 契約の更新がある
  • 家賃を払っても自分のものにならない
  • 自由にリフォームできない

家賃を払い続けなければならない

賃貸の場合は、毎月家賃の支払いをしなければなりません。10年先も20年先も30年先も死ぬまで家賃は払い続けなければなりません。

病気で倒れて入院している場合でも、老後の年金生活でも同じように家賃は払わなくてはなりません。

生きているだけで何かしらの居住費は発生してくるのです。

契約の更新がある

賃貸の場合、契約の更新があります。契約の更新といってもすぐに退居してくださいということではありません。

住み慣れた部屋でも管理会社や大家さんの判断によって一定期間を設けて退去せざるを得ない可能性もあるのです。

家賃を払っても自分のものにならない

賃貸は、毎月家賃の支払いがあります。しかし、何年家賃を支払っても自分のものにはなりません。

持ち家の場合は、住宅ローンを完済してしまえば、それ以降は返済する必要はないため居住費がかかりません。

同じ支払金額の家賃と住宅ローンと考えるとやっぱり資産として残る持ち家のほうが魅力ですよね。

家賃をいくら支払っても自分のものにはならないことは最大のデメリットとも言えます。

自由にリフォームできない

持ち家と違って自由にリフォームすることができません。最近のアパートでも壁に穴をあけたりしたら退去時にクロス代の請求が来たりします。勝手にリフォームして原状回復を求められた場合再リフォームする必要もあります。

もちろん物件によってはリフォーム可という物件もあります。リフォームする際は要確認です。

賃貸のメリット

  • 住宅ローンがない
  • 税負担がない
  • ライフスタイルの変化に合わせやすい
  • 設備の修繕は管理会社・大家さん持ち

住宅ローンがない

賃貸は、住宅ローンとは違い巨額の頭金があることはありません。

敷金礼金、契約手数料等は必要ですが、高級マンションなどに住まない限り何百万円と多額のお金は必要はありません。居住用であれば入居金は家賃の3カ月程度で入居できます。

また、住宅ローンでないため万が一震災や火山などで被災した場合も住宅ローンの返済+仮住まいの家賃のような居住費の二十四払いになることはありません。

税負担がない

賃貸の場合、固定資産税がありません。持ち家の場合の固定資産税は、毎年1月1日に土地、家屋、償却資産を所有しているものが市町村に対して納める税金です。

課税標準額の1.4%の税金を毎年納めなければならないので費用負担はなかなか多くなります。

一方で賃貸の場合は、毎月家賃を払うだけでよいので年に1回の臨時の出費はないため費用負担は軽くなります。

ライフスタイルの変化に合わせやすい

賃貸は、持ち家と違って居住拠点を移すことが容易にできます。

転勤した場合

賃貸だと解約して引っ越す準備だけしたらよいです。持ち家の場合、買い手を探さなければなりませんし、買い手が見つからない場合は住宅ローンも払い続けなければなりません。

子供の成長

子供が成長し子供部屋がないとなった場合でも条件に合う物件に引っ越すだけで解決できます。持ち家の場合はリフォームする必要があり、住宅ローンにプラスαでリフォーム代までかかってきます。

こういったことを考えるとライフスタイルに変化があっても柔軟に対応できることが賃貸の魅力でもあります。

設備の修繕は管理会社・大家さん持ち

賃貸の場合は、住宅設備が壊れた場合管理会社や大家さんが修繕費の費用負担をしてくれます。
災害が起きた場合も最低限の住宅設備がそろうように修繕しなければならないため、万が一に備えて別途資金を用意しなくてもよいです。

経年劣化も同様です。長く住んでいること至る所が壊れていきます。そういった場合でも、自分で買い替えをしないでよく管理会社や大家さん負担になるので安心して生活を送ることができます。

現在、大東建託管理のアパートに住んでいますが、換気扇が壊れたと連絡して約2週間程度で新品に取り換えてもらいました。

まとめ

賃貸はメリットもあるけどデメリットもあります。むしろメリットだと思っていたことがデメリットとなることもあります。
自分のライフスタイルを考え賃貸にするか持ち家にするか決めて老後生活に備えましょう!