子どもが生まれ子供にもお年玉を心ばかり貰った方も多いでしょう。
子供にもらったお年玉はどうしていますか?
子供に好きなものを買ってあげる?
それとも将来のために貯金してあげる?
選択肢は様々です。
子供が大きくなってあの時のお年玉はどうなったの?と言われないためにもこつこつ貯金していったほうが無難ではないでしょうか?
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子供の貯金の方法
主な、子供の貯蓄方法としては以下の通りです。
- 学資保険
- 児童手当
- イベント・お祝い金
- ジュニアNISA
学資保険
学資保険は保険と貯蓄を備えた金融商品です。
当然のごとく自ら貯蓄をしなければ貯めることはできません。
この先子供の資金をためるのに不安だと感じたら無料相談を利用するのもありです。

児童手当
児童手当は、市町村から支給される給付金です。
生まれてから中学校卒業するまで支給される制度です。
金額は、自治体によって異なります。
詳しくは、管轄の自治体で調べてください。
児童手当をすべて貯蓄に回すことで約200万円貯めることができます。
イベント・お祝い金
イベント・お祝い金は以下のようなものがあります。
- 出産・誕生祝
- 入園・入学祝
- 卒園・卒業祝
- お年玉・お盆玉
②③は入学のための費用として使ったとしても、①④をすべて貯めることができれば40万円程度は貯めれます。
①は家庭によって現物支給だったりとなかなか現金でもらうことは少ないです。お年玉は年2万5千円もらうと仮定したら18年で45万円貯まります。
現実的な数字ですよね。
ジュニアNISA
ジュニアNISAは資産運用の金融商品です。
年間80万円までの投資額に対して非課税になる口座です。年間80万円なのでフルで投資したとしても110万円の贈与税課税額まで満たないため安心してフル活用することも可能です。
現実的に子供に年間80万円渡すような余裕のある家庭は少ないかと思います。
児童手当やお祝い金・お年玉などで高校卒業までに250万円程度は貯めることができます。
大学に進学した場合でも入学金は払うことができますし、実家を出た場合でも初期費用は準備してあげることができます。
子供の為に貯めたお金は人生の選択肢を増やす
とりあえず18歳まで全部貯めるだけ貯めることをお勧めします。
理由は、たった1つです。高校を卒業する18歳で人生は大きく変化します。
- 進学するのか就職するのか?
- 実家にいるのかいないのか?
これだけの選択で出費は大きく変動します。
子供がどんな選択をしてもサポートできるようになるべく多くのお金を貯めておけば困ることはありません。
高校生までは、奨学金がどういう制度なのかも知らず説明を聞いてもわかりませんでした。今は、奨学金について理解はしているものの学費のために多額のお金を借りて進学するこれは今思えばリスキーな気もします。実際に大学進学の際借りた奨学金を払えない人がいるのも現実です。
進学したからと言って誰でもが大企業に入社し稼げるようになるのではありません。
奨学金を借りて入学したものの途中で退学したとなれば、学歴は高校卒業のままで奨学金の返済と厳しい人生が待っています。
少しでもリスクを減らすために、奨学金をなるべく借りないように子供の貯金は学費に充てるようにします。全額ではなくても児童手当だけは最低限確保しておくのが無難な選択です。
できるのであれば私の息子をこういう目には合わせたくない。できるならお金の心配はしないで好きなことをやってくれと言える親になりたいです。
とくに実家をでて進学となると出費は大きなものになります。
田舎のほうであれば、進学・就職にかかわらず移動手段の車またはバイクに乗ります。免許取得費用も必要になりますし、車・バイク代も必要になります。
田舎に住んでいるのであれば、高校卒業と同時に大きな出費が待っていることをあらかじめ覚悟しておいてください。
1人目の子供に多く貯金してあげても、あとから2人目、3人目と子供が増えると負担が2倍3倍になります。今後の子供の予定も考えて計画的に貯めて使うようにしましょう。
最後に
子育ては長く続きます。短期で考えれば大学費用など高額に思えますが、長期間で貯めると考えれば意外と無理な金額ではありません。まだ、お子さんが小さい方は少しづつ長期で貯めていくことをおすすめします。
教育資金に少し余裕があるのであれば、ジュニアNISAなど利用して資産運用する方法もあります。
目標額に達しない場合は、リスクを負って無理して投資はしないほうが良いです。いざ必要な時にお金がないと困りますのでなるべく現金で。余裕資金があればジュニアNISAでという形が最善です。