暑い日が増え、窓を開ける機会も多くなってきました。
この時期に活躍する網戸ですが、長年の劣化で傷んだ網戸や破れた網戸をそのままにしていませんか?
破損した網戸は、そこから蚊などの虫が入ってきてしまう心配もあります。
新しい網戸にしたいけれど、業者に頼むと費用がかかるので、ついつい部分的な補修ですませてしまいがちです。
そんな網戸の交換は、実はとても簡単で、しかも安く出来るのです。今回は、網戸を張り替える方法をご紹介します。
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網戸の交換は4ステップで完結
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網戸の交換は、「①外す②カットする③固定する④余った部分をカットする」の4つのステップでできてしまいます。
順番に解説していきますが、ひと通り読めば、網戸の交換が難しくないとわかっていただけると思います。
まずは、必要な道具をそろえよう
- 網戸張替えネット
網戸の網は、色と網目の大きさを意識して選びましょう。色は、グレーが一般的ですが、黒やシルバーと黒のコンビの網戸もあります。黒は、網戸を通して室内から外がキレイに見えますし、外側がシルバーで内側が黒の網戸は、外からの視線をカットしつつ内側からは外がキレイに見えるという特徴があります。
次に、網目の種類は20から30メッシュのものが多く販売されています。数字が大きいほど網目は細かくなります。
小さな虫が気になる人は、メッシュの数字が大きいモノを選ぶと良いでしょう。
よっしー100円ショップだとシルバーで網目が大きいのでホームセンターなどで網目が細かいものを選んだ方がおすすめです。 - 網戸クリップ
張替えるネットを網戸の枠に仮固定する時に使用するクリップです。仮固定をすることで、この後の工程をスムーズに進めることが出来ます。よっしー最低2個あればゴムをはめていくことも可能ですが、きれいに張りたい場合は4~6個あった方がきれいに簡単に張ることができます。 - 網戸用ゴム
張替えネットと網戸の枠に固定する時に使用するゴムです。フレームによって太さが変わりますので、注意が必要です。 - ローラー
張替えネットを網戸用ゴムで固定していく時に使用します。ローラーを使って網戸用ゴムをフレームに押し込んでいくための道具になります。 - 網戸専用カッター
ハサミやカッターでも可能ですが、専用カッターがあればスピーディかつ安全に作業出来ます。仕上げのクオリティを左右する工程ですので、専用カッターを持っておいたほうが良いでしょう。
1.古い網を取り外す
はじめに古くなった網を取り外します。網はゴムまたはプラスチック留めによって抑えられ固定されています。ゴムの切れ目を探し、押さえて端を浮かせます。
ゴムを浮かせたらゴムを引っ張ります。ゴムが外れたら古い網を外しましょう。網が取れたらフレームを拭いて汚れをとっておきます。
抑えがプラスチックの場合、結構固いのでマイナスドライバーなどあった方が取りやすいです。
2.新しいネットを仮止めしてカット
キレイにフレームを拭きあげたら、新しいネットを取り出してフレームに合わせます。
この時、ずれないようにクリップで留めます。固定できたら余裕を持って大まかに網をカッターでカットします。網を切ったら4辺をそれぞれクリップで固定しましょう。
ここで網目がずれていたら網目がずれたままになるので注意です。
固すぎらず緩すぎらず貼るのがコツです。
3.押さえゴムを使って固定
押さえゴムをサッシの隅に押し込んで固定していきます。
ポイントは、押さえゴムの端は、フレームの隅から5センチ程余るようにします。余らせた5センチの押さえゴムをローラーを使って押し込んでいきます。
サッシの枠にそって、短い辺から押さえゴムを押し込んでいきます。右利きの人は時計回りに、左利きの人は反時計回りに動いていくと楽に作業出来ます。
4.余分な網をカットして完成!
押さえゴムが一周したらカットして、押し込みます。網にたるみがあったら調整します。
たるんだ箇所の網を外から強く引っ張ると、押さえゴムが外れてしまいます。
たるみをきれいにするには、ネットを引っ張ったままゴムを押し込み直すようにしましょう。
網をきれいに固定できたら、押さえゴムからはみ出している網をカッターでカットして完成です。
自分でできない場合は依頼しよう!
自力でも網戸の交換することは割と簡単にできます。
しかし、時間がなかったり作業スペースがなかったり、高所な場所で取外しが難しい場合は、交換業者に依頼しましょう。
業者さんを選ぶ時のポイント
網戸の張替え業者は、調べると全国区で営業している業者さんから地元地域でのみ営業している業者さんまで、たくさん出てきます。
しかし、住宅リフォームの業者であったり、エアコンの修理業者だったりと、それぞれの得意分野がちがいます。当然、価格設定も違いまます。
業者さんを選ぶときは、以下の8項目を確認しましょう。
1.見積もり料金は全て込か
追加料金がかからないかどうか確認しましょう。また、あるとすればどんなものがありえるか。
ひどい業者になると、見積もりの金額を安くしておき、請求時の料金が高くなるケースがあります。
事前に細かく確認しておきましょう。
2.取り替える網戸の種類
業者指定の網戸しか交換できない場合があります。
交換される網の種類が選べるか確 認しておきましょう。
3.サービス対応地域かどうか
サービス対応地域に表示してあっても、出張料金を請求される場合もあります。
事前に対応地域と出張料金の追加がないか確認しておきましょう。
4.マンション・戸建の施行が可能か
業者によってマンションは受け付けていなかったりします。マンションの方は、事前に確認しましょう。
また、マンションの管理組合に許可を取る必要がある場合もありますので、管理組合にも確認をとっておきましょう。
5.クチコミや評判
ネット等でその会社の評判を調べましょう。
できれば、複数社から見積もりをとっておく事をおすすめします。
6.作業スペースが必要かどうか
業者によっては、網戸の張替え作業をどこで行うかが違います。
その場で作業する場合は、部屋の一角やベランダ・庭になりますが、網戸を一旦持ち帰って張替え作業を済ませて届けにくる業者もいます。
作業スペースが必要か確認しておきましょう。
7.作業を外注しないかどうか
リフォーム業者の場合、受注だけしておいて作業は別の業者に委託することがよくあります。
リフォーム業者に伝えた要望が作業する業者に伝わっておらずトラブルとなる事がありますので、確認が必要です。
8.支払い方法を選択できるか
ほとんどの業者は、現金による支払いしか対応していませんが、クレジットカード決済出来る業者も増えてきています。
発注する前に支払い方法についても確認しましょう。
業者さんにお願いした場合の費用の目安
業者さんに依頼した場合の料金は、網の種類やサイズ、枚数によって変わってきますが、一般的には、一枚当たり2,500円から4,500円が相場です。
網戸交換にかかる費用を安く抑えるには、数社から見積を取ることが大切です。
1枚あたりですが、数枚からの受付や別途出張費がかかることもありますので予め確認する必要があります。
網戸の交換に必要な道具は、交換用網戸・クリップ・ゴム・カッター・ローラーの5つです。良い網戸を選んだとしても2,000円程で揃えられます。
交換のステップは、外す・クリップで仮固定・ゴムで固定・カッターでカットの4ステップで完成ですが、作業時間や場所がない場合やきれいに仕上げたい場合はプロの業者に頼む方が安心できます。
くらしのマーケットはどんな人が来るか事前にわかって、口コミ評価も参考にできるので安心して利用できます。
